ローカル日本語講師トレーニング
12月上旬に、ベトナムはハノイにある日本語教育機関に出向き、
現地で日本語講師として活躍されているベトナム人講師、日本人講師の皆さんを対象に、
日本語講師トレーニングを開講させていただきました。
受講者の皆さんはほとんどが、技能実習生として日本へ行った経験をお持ちですが、
「どうやって教えたらいいか、いつも悩んでいます・・」と受講前にコメントをいただきました。
もちろん、教え方も大切ですが、実は、こちらの日本語教育機関で学ぶベトナム人学生の皆さんは、将来、日本で働くことが夢です。
ですから、「日本語の教え方」よりも、もっともっと大切な「日本での仕事や生活」を実体験としてお持ちの今回の受講者の皆さんは、家族のような気持ちで学生達に寄り添えるはずです。
日本語を学ぶ学生達にとり、これほど大切な講師要素が他にあるでしょうか・・
そんな話をお伝えすると、受講者の皆さんの緊張した表情も和らぎ、自信ともに、日本で頑張ったあの頃を各々が思い出しているご様子に見えました。
日本語教師を目指すかたへ (後編)
今月は、8~9月に投稿しました品質管理担当古澤さんのお話の「後編」をお送りします。
――日本語教育における「品質管理」ってどんなものでしょう?
品質・・・、私の中で品質って何が答えかちょっと私もわかっていないんですけど、一つ軸っていうか守ることにしているのは、「お客さまは誰か」ということ。で、今の答えだと、お客さまは「受け入れ企業の担当者様」です。そのお金でその企業のスタッフである受講生の人たちが受講しているので。なので、その受け入れ企業の担当者のかたたちが求めてることっていうのを一番に考えて、デザインするようにしてます。
例えば、受講生からJLPTでN2を受けたいとか、N1を受けたいっていう声が挙がるときがあるんです。それをそのまま「そうですか」って反映させてカリキュラムを作っちゃうと、受け入れ企業の人たちが本当に求めてる能力と、JLPTのN2っていうのがかみ合わない可能性ってぜんぜんあるんですよね。だから、受講生の声を聞くとしても、一度企業の担当者様に「受講生さんからこういう声が出ていますが、いかがですか」っていう形で相談させていただいた上で、受講生さんの声を採用すると決まれば入れるという感じですね。一般的な日本語学校とは、こうしたところはちょっと違うかもしれないですね。
もう一つ大事なのは、「時間の使い方」。これは受け入れ先企業の担当者様との相談の上ですけど、いただいている時間(研修現場の時間)じゃない時間を、どう使うかっていう部分もかなり意識してますね。受講生さんの自学習の時間も、量の問題ではなく、どこを間違えたか本人がわかり、やり直しをして、自分のものにしていくかっていうことが大事なので、そのサポートとしてやり直し時間を設けたり、講師に質問できる時間を作ったりっていうその仕組み作りも品質の一つかなと思います。
私たちも言葉で思考コントロールされている気がしていて、例えば「テスト」っていったら、覚えて、暗記したものをアウトプットしなきゃいけないとか、お客さまが納得する「品質」を作り上げるためには、自分たちの中で縛っちゃってるものを一度崩したいですよね。宿題はいるのか?とか、単語テストはいるのか?、ただ教育する側が安心したくてやってないか?とか、じゃあどんな方法の考え方に変えるのか。まだぜんぜん形にはできてないですけどね。
そういう面白い考えの人が増えて、いっしょに働く仲間としていろいろな会話が増えたらいいなって思います。
さて、今回のシリーズ「日本語教師を目指す人へ ~前編・中編・後編~」は、いかがだったでしょうか。このお仕事を目指されている皆さんにとって知りたいこと、尋ねてみたいことなどは、どんどん溢れてくるものかと思います。
こんなやり取りや考えについて、もっと知りたい!っていう方は、ご遠慮なくお問い合わせいただければと思います。
タグ: 品質管理
「次のステップへ導く」ための評価とは
今月は弊社の中で「評価」についてどう考えるかを河盛さんと古澤で議論してみたいと思います。
古澤:さっそくですが、まずは弊社で行っている評価業務をざっくりと言語化すると、いかがでしょうか。
河盛:現在は2つの軸で業務を行っていて、主に国内と海外に分かれていますかね。国内では企業様からいただいた研修依頼で、研修前後の会話力と言語知識面での評価をお出しして報告しています。海外で行っているものは、その企業様で働いている方の日本語の評価を、全く日本語学習に関わっていない私たちが第三者的に評価をして進捗を見させていただき、学習の進み具合や達成度を出させてもらっているっていうものですね。
古澤:様々なご依頼をいただく中で、あえて企業に特化しますが、企業様に評価をお出しするときに大切にしていることや意識していることはありますか。
河盛:企業様と最初にお約束した最終ゴール、あと限られた研修時間と費用との中で結果を出していくんですが、その企業の担当者の方が見て、 じゃあ(ゴールのために)次に何をやらなきゃいけないかとか、次にやるべきことがわかるような見せ方ができるように 気を付けています。
古澤:じゃあ、あれですね、現状を報告するのも大事ですが、どちらかというとゴールに向けた道しるべという見せ方を意識している感じですかね。
河盛:そうですね。なので、弊社での評価は「1つのテキストをやり終えました。担当した講師が『上手になったね、がんばりました』」って主観的に思ったものを評価としていないことはもちろん、何かテストで合否を判定をしたり、足切りをしたりするためのものでもないので、その受講者の方の現状に対して進捗はどうかっていう、ゴールまでのプロセスをマイルストーン的に測っていって、 じゃあ現状こうだから、じゃあ次何をしなきゃいけない、どこを補強しなきゃいけないとか、どこに力をかけて、どこをちょっと優先度下げたりとかっていうのがわかるような見せ方ができると1番いいのかなと考えています。
古澤:それは研修をデザインするものとしても必要な要素ですね。
河盛:てことですよね。なので、そういった評価があれば、シラバス・カリキュラム内でも次に伸ばさなきゃいけないポイント、 補強してあげなきゃいけないポイントがわかるので、研修の中でも練習量増やすところとか、省いていいところとかがわかってくるというところかな。
古澤:講師間のコミュニケーションとかにもいい影響が出ますよね。
河盛:そうですね。講師同士も、例えば評価をグラフにしてお見せするんですけど、それで「ここはクリアできたが、ここが足りない」っていう共通の認識として見えるので曖昧な議論になりにくいと思います。
古澤:目指すため・議論するための軸やビジョンがあるかないかってやっぱり大事っていうことですよね。講師間はもちろん、企業様と研修を受ける受講者の方も、その認識を合わせないといけないということですよね。
河盛:そうですね。最初の企業様とのゴール観のイメージがあってないと、その後の評価や研修デザインが難しくなりますよね。私たち教育機関側が「やりました」と評価を出しても、受け取った企業様側が「思った通りのものでない」となってしまうので…
古澤:「話せるようになってほしい」のにペーパー試験の高い点数を目標としてしまっては意味がないし、「話せるように」も互いのイメージを擦り合わせる必要がありますよね。点数がとれているのに、なぜか会話が上手くいかないというのはよくあるご相談なので、それがどこに原因があるのか見えるようにするのは、認識合わせにおける大事な評価の役割だと思います。
河盛:例えば来日する時点で、日本語能力の高い級の資格を所持していたとしても、物事の説明をする際に長い固まりで話し始めると着地点がわからなくなり最終的に何が言いたいのか表現できないという方がいます。その時に、企業様や受講者の方に評価のグラフをお見せして「知識は申し分ないけれども、話すときに一貫性を担保する力が足りていない」と具体的にフィードバックすることで、限られた時間をしなければいけないことに集中して使えるという効果が狙えます。
古澤:企業様も受講者の方もまた教育機関の私たちにとっても「ヨカッタ」につながる手段として、そこに評価が存在するんですね。
社内ではこういった会話が日々繰り広げられております…。
一緒になって考えカタチにしていける仲間を現在、募集中です!
日本語教師を目指すかたへ (中編)
今月は、8月の続きとして、古澤さんのお話をご紹介します。
これから日本語教師を目指そうとしていらっしゃる皆さんに、少しでも参考になればと思います。
―次の話題に移りたいと思いますが、最近の業界の流れについて・・・
これは私の目で見たものでしか言えないんですけど、以前はまず日本語ってどんなものなんだとか、日本語ってどういうルールなんだ、どんな仕組みなんだみたいなものを、その畑を耕すことに必死で、耕したものから教材ができあがっていってみたいな、この日本語ってアバウトな時代だったと思うんです。それが、今は「ナニナニの日本語」っていうフェーズに変わってきたって思ってて、結構十年前くらいから言われてるんですけど、「どうやってやるか」の時代から、「なにをやるか」っていうところに、だんだん日本語教育も入ってきたのかなあっていう風に感じてますね。
なので、教材も結構「介護の~」とか、「就労の~」とか、もっとこう「生活の~」とか、増えていくんだろうなっていうことと、それといっしょに教育機関もそういうところに分かれていくんだろうなっていうのは感じてますね。今までは全部やってたことを、「ナニナニの日本語」になったことによって、何かをしないっていう決断ができるようになったっていうか、そこは大きいかもしれませんね。ボランティアとか、現場ではもうできあがってたものが、表面上に上がってきただけっという感じですね。
―これから日本語教師を目指す人に向けてのアドバイスはありますか?
養成講座とか大学とかで、教育的な方法論はたぶんいっぱい練習や勉強されてると思いますし、そういったスキルを磨くっていうのは現場に入ってからも、ずっと自分で鍛錬していくことかと思うんで、入る前に伝えるとすると、日本語教師という職業そのものを目指すのではなく、「だれの、なんのための日本語をサポートしたいのか」を持っておくといいということですね。
そのためには、日本の外国人と付き合ってきた歴史的変遷や、それに伴う日本語教育の歴史、今現状での外国人の出入国状況か(どんなビザがあって、どんな状態で日本にいるのか、日本に来るのか)や、その背景を現場に入る前に調べておくといいと思います。
また例えば、学生さんで(私は就労経験がないから就労の日本語は無理)とかではないと思いますね。その人がいっしょに成長していけばいいと思うし、自分はどこにサポートの手を差し伸べたいかっていうこと。そのために、なんでその人たちは来てるんだろう?っていう背景を自分でもっと調べたりとか。
―弊社FORGの中で、こんな仲間が増えたらいいなというのはありますか?
なんだろう?自分もそんな人材になれてるかわからないけど、表から見ているものを裏から見れるような、別にそれが今の時点でできてなくてもいいけど、できるようになりたいとか、なろう!って思える人がいいかなっていう。こういうのたぶん「エポケー」って言うと思うんですけど、「判断保留」っていうんですかね。まずは、事実を知ること。共感をすると危ないので。
一方で、ビジネス的にこう私もこれできてないんですけど、教育なんだけど、こう、ビジネスで見ないといけないっていう時って、就労の日本語教育では結構あるかなと思ってて。目の前の受講者を見て、目の前の人を何とかしたいっていうのももちろんいいんだけど、でも、もっと先の全体の将来を考えたとき、そこに手をつけるべきなのか、もっとこう全体を見るために保留にするのかっていう判断とかは、結構ビジネスっていうかちゃんと冷静に判断しないといけないことだなっていう。
また、登録日本語教師っていう話題になってるワードがあると思いますけど、そこを目指すイコール留学生みたいな一本道にはならない方がいいかなって思います。何のために、何の日本語をっていうフェーズに入ってきてるので、それはあくまでも箱の一つにしかすぎないので、いろんな道があるって知るためにも、自分の視野の中にいる外国人ってどういう人たちなんだろうっていうのを、知っていくっていうのはすごく大事だと思います。
。。。ここまでお読みくださりありがとうございます。
こちらのテーマは「後編」につづきます。どうか今後の発信も楽しみにしていただければと思います。
タグ: 品質
日本語教師を目指すかたへ (前編)
今月は、弊社 FORG でサービスの核となる品質管理を中心に担当している古澤さんにお話を伺いました。
これからこの世界へ踏み出そうとしていらっしゃる皆さんへ、少しでも参考になる情報となればと思います。
―さっそくですが、いま FORG の中で具体的にどんな仕事を担当していますか?
今やっている仕事としては、日本の製造業の技術を学ぶために、研修生として日本に来た人たちに対して、その研修の設計係をしています。
その内容としては、日本人といっしょに研修が受けられる日本語力を、与えられた時間と費用のバランスを考えながら、設計デザインするというものです。
設計デザインは具体的に何かっていうと、テキストを始めから終わりまでするんじゃなくて、そのミッションに合ったものを抜き出す、何をして何をしないかを決める。研修で使われる日本語を分析したり、質問のフレーズ、確認のフレーズ、わからなかったときにアクションが取れる日本語を考えたりして、いただいた時間でどこまで行けるかを決める。それがシラバスになります。
そこからカリキュラムに落とし込むんですが、そこには講師という人がつくので、その人ができること、その人に求めたいことも含めて、時間と内容を当てていきます。
例えば、日本語教師の経験がない人には、会話クラスに入っていただいて、日本語教師っていう知識がないことを「メリット」として狙いを定めたり、知識のことをしっかりやってほしい人には、ベテランの経験がある方に入っていただく。講師ごとのバックグラウンドと今後期待したい力、そしてカリキュラムや時間を合わせてデザインするっていうことですね。
なので、大事なのはここで、私は実はほとんど授業はしていません。
皆さんの前で研修させてもらうのは、本当に指折り数えるほどになっています。でも、こういうことも日本語教師の仕事だっていう風に思っています。
例えば、教室がステージだと例えると、舞台(会場)を借りる人、舞台をやるために協力を仰ぐ人、資金を集める人、主役を写すスポットライトを当てる人、道具や衣装、メイクをする人、受講者が主役だとして講師はなんだろう脇役?がいる。私はその中で脚本(設計)をやっているという感じです。
この関係者が全部「教室」っていうところに最後のスポットがいくようにみんなが協力している形、それ全部が日本語教育だと捉えてます。なので、大学や養成講座などで勉強している知識は、教壇でパフォーマンスするためだけのものではない、いろんなお仕事があるっていうことを視野に入れて、修了していただきたいなって思います。
。。。ここまでお読みくださりありがとうございます。
こちらのテーマは「中編」につづきます。どうか今後の発信も楽しみにしていただければと思います。
タグ: 品質
定住の子どもたちに、今わたしたちができることとは(前編)
社内インタビュー:いつもは仕事の現場での人材支援や研修を行っているFORGですが、子供たちの支援も大きな使命と考えています。その第一弾は、ブラジル人学校での支援チームのメンバーでもある田中さんにお話を聞きました。
―はじめに、どういう支援をしているのか、どんな子どもたちにしているのか教えてください。
ブラジル人学校に通っている小学生、中学生、高校生の合計15名ほどの子どもたちに支援を行っています。
―場所はどこですか。
安城にあるブラジル人学校で行っています。その教室で、午前中は通常の授業があるので、午後の選択授業の一つとして日本語を勉強するクラスです。小中高の3つのクラスをそれぞれ週一時間ずつ行っています。
―日本語があまり分からない小学校の子どもたちにどうやって接したらいいか、なかなか難しいと思います。たとえばどんなことをしているのでしょうか。
最初はいろいろと試行錯誤しました。まずは小学生も中学生もひらがなが読めないので、まずは簡単な遊びを通して日本語に触れる、慣れるというところから始めました。ユーチューブの動画を見たり、歌を紹介したりしながらですね。自分の机に1時間座っているというよりは、みんなでホワイトボードに集まって書いたり、一人の机に集まって教えてもらったり。
―そうですか。最初はきっとご苦労も多かったでしょうね。子どもたちは日本で生まれてずっと日本にいるんですか?それともブラジルから来たのかしら。
それは、正直わかりません。簡単にできる質問でもないですしね。一人ひとり住んでいる地域もさまざまです。スクールバスで通っている子だけではなくて、自転車で来たり、中には40分歩いて来たりする子もいます。
ひらがな?カタカナ?それともハグから?
―日本語って、ひらがな50個、カタカナ50個ありますよね。とても高い壁のように思うんですが、やはりひらがなは最初にできたほうがいいですか。
そうですね。日本で生活していてもなかなかまだ文字が読めないので、目標のひとつは文字が読めるようになることです。小学生のクラスだと、おりがみや、ゲームから始めるなどやり方を工夫しています。ホワイトボードの前に集まって、ワイワイ話しながら文字を書いてみたり。そして、みんなで問題やゲームができると、うれしくてハグして喜んでくれます。そうやって少しずつ仲良くなっていくわけです。日本語を教えているというよりは、子どもたちと生身でぶつかって、心を通わせていくことに必死ですし、だんだんとつながっていけていると思っています。少しずつ信頼されてきているといいなと思います。最初はだいぶ警戒されていましたけどね。「だれ、この人?」って。
―子どもから見たら「誰?」ですよね。
まさに「体当たり」の取り組みについてお話を伺いました。次回は中編「高校生にも花マル!」です。お楽しみに!
タグ: 子どもの支援
Obrigado a todos os bresileiros♫
支援させていただいているブラジル人学校の皆さんからお声掛けいただき、
ブラジルのイベントに参加してきました。
FESTA JUNINA
ブラジルの風物詩でカントリースタイルを楽しむカーニバルだそうです。
今は日本と逆で、ブラジルは冬・・収穫や冬至を祈るお祭りだそうです。
会場にはフードショップはじめ、今や懐かしい輪投げや射的、そして携帯ショップや不動産会社のブースまで・・
その運営も定住ブラジル人の皆さんでした。
日本のお祭りには、たくさんの外国人のみなさんにも足を運んでくださっていますが、
定住外国人の皆さんのお国のお祭りなども、実際には日本各地で開かれているはずです。
日本を知っていただくのも大切ですが、我々の方からも、もっと彼ら彼女らのことを知ろうとすることが求められる、
今はもう、そういう時代ですよね♫
本当に大切なことって・・
ホームページ公開後、さっそくお問い合わせをいただきました。
お話を伺ってみたところ、同じ豊田市内に拠点を構える建築関係の企業様で、
日本語を学ばせたい対象者は、この春スリランカから来日された高度人材の方々でした。
現場で日本人の職人さんからの指示が聞けるようにしたいとのクライアント様のご希望があり、まずは、みなさんの現時点での日本語コミュニケーション力を測定に♫
率直に言えば、日本語でのコミュニケーションは全くできませんでした・・・が、
それでも互いに「一緒に日本語が勉強したい」気持ちの共有が出来るのはいったい何故!?
日本で生活、そして仕事をしていく上では、日本語がわからないより、わかった方がいいのは、それは確かにそうでしょうけど、けれど、言葉を通わせることと、ココロを通じ合わせることとは、まったく別次元・・そんなことをあらためて感じさせてくれたスリランカの皆さんに感謝!
『品質』とは『お客様の求める価値を提供すること』
皆さん、初めまして。FORGの谷と申します。
私は、これまで自動車部品会社で、研究、開発、設計、企画、人材育成に携わってきました。
その中でも、ベトナムの拠点の若い方の目の輝きが忘れられずに現地の方の力になりたいと思うようになりました。
そこで、一念発起し日本語教育を学びましたが、いざ就職で既存の日本語学校を見ると、受講生のことを本当に考えているのだろうかと思うようなところばかり。
そんな時に出会ったのが、FORGです。
FORGでは、日本語はツールとして捉え、あくまでもお客様の要望に応えることを目的とします。
その考え方は製造業における『品質』の考え方に通じるものがあります。
皆さん、『品質』って何だと思いますか?
『品質』とは、『お客様の求める価値を提供すること』なのです。
それでは『お客様』って誰ですか?
会社の場合は、納品先の車両メーカーであり、最終的には市場で車を使うユーザーです。
そして、企業研修で言えば、受講者であり、企業の研修担当者であり、派遣元の海外企業担当者です。
このような考え方に立って、お客様に『品質』を目に見えるような形で提供するのがFORGです。
ぜひ、皆さんもFORGで一緒に夢を叶えましょう。
谷 泰臣(たに やすひで)
タグ: 品質